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Le Art galore updated 2010-07-22

スキンケア

私たちの肌は1枚の皮ではなく、複数の層からできています。それぞれの層に潤いを守ったり、紫外線を防ぐなどの役割があります。肌のしくみを知らずに間違ったスキンケアを続けていると、肌のうるおいが逃げ、乾燥肌をはじめ、さまざまなトラブルの原因になりかねません。美白のためにも、正しいスキンケアは是非知っておきたいポイントです。
ここでは、皆さんにスキンケアについて情報提供したいとおもいます。

皮膚のしくみ

皮膚の仕組み.gif(1)表皮
厚さは0.06mm~0.2mmで基底層、有棘層、顆粒層、角質層、(透明層:足底、手)で構成されています。表皮のその他の細胞成分として、色素細胞、ランゲルハンス細胞、メルケル細胞があります。
(2)真皮
1~4mmの厚さで毛細血管、神経や細胞成分に富んでいます。細胞成分には繊維芽球、組織球、肥満細胞があります。
表皮の間質成分はコラーゲン繊維、エラスチン繊維、基質で構成されています。
(3)皮下組織
大部分が脂肪細胞で占められています。全身のエネルギー代謝に重要な働きをして体の保温の機能もあります。

肌の細胞は表皮の一番下にある基底層で作られ、約14日かけて次第に肌表面の角質層へと押し上げられていきます。角質層は厚さがわずか2000分の1mmで、死んだ細胞である角質細胞が10~20枚ほど重なってできています。角質層に到達した細胞はさらに14日ほどで下から除々に押し上げられて自然に剥がれ落ちます。この一連の流れをターンオーバーといい、美白を考えるうえでとても大切な要素です。
シミの原因となるメラニン色素は表皮の基底層にあるメラノサイトによって作られますが、 健康な肌であればターンオーバーによって角質細胞と一緒に徐々に肌表面へ押し上げられ、排出されます。したがって、ターンオーバーが順調に行われている健康な肌であれば、シミがいつまで残ることは無くなります。

スキンケアの基本

(1)基本的スキンケア方法
1日1回、入浴かシャワー浴で身体を清潔にします。毛髪にはシャンプーを使用します。
《方法》
1・皮膚の汚れを温水で流します。
2・タオル、スポンジに洗浄剤をつけて泡を十分に立てます。
3・皮膚に余分な摩擦を与えないように、泡で洗うイメージで愛護的に洗います。(汚れた皮膚に泡を乗せるだけで汚れは包まれて浮き上がります)
4・洗浄剤が皮膚に残らないように十分に流します。
5・水分は、乾いたタオルで軽く押さえるように拭きます。タオルで擦ると摩擦が生じて、皮膚には刺激になります。
6・入浴後は、皮膚には必要に応じて水分補給、皮脂の補給を行います。
(2)びらんや表皮剥離(はくり)がみられる皮膚のスキンケア
基本的には洗浄剤は使いません。生理的食塩水で洗浄するほうが、痛みが少ないです。生理的食塩水は、ぬるめの人肌に温めて使います。しかし、びらん・表皮剥離周囲に汚染がある場合は、石鹸洗浄を行います。皮膚の洗浄で常在菌を減少させることが、感染防止になるといわれています。
(3)ドライスキンのスキンケア
ドライスキンの皮膚は、健康な角質層の働きが損なわれた状態であり、容易に、微生物やアレルギーの元となるアレルゲンが入りやすい状態と考えられます。愛護的ケアは必須で、皮脂、細胞間皮脂成分、天然保湿因子(NMF)の3つの成分を補うスキンケアが必要となります。現在はドライスキン用として、スキンケア用品が一般にも販売されています。

洗浄剤について
洗浄剤の主成分は、界面活性剤(水になじみやすい親水基と、油になじみやすい親油基からなる)です。皮膚に付いた汚れを界面活性剤が取り囲み、汚れを落とします。洗浄剤は、皮膚に残らないように十分に流すことが大切です。洗浄剤使用後は、失われた皮脂成分を補うスキンケアが必要です。
アルカリ性の石鹸は、皮膚にとっては刺激になりますが、皮膚には保護作用のひとつとして、皮膚のPhをコントロールする機能が備わっているために、通常は使用しても問題にはなりません。しかし、ドライスキンや敏感肌、アトピー性皮膚炎のある場合は、皮膚と同じ弱酸性の低刺激石鹸の使用をお勧めします。
最近では、保湿効果を重視した、弱酸性洗浄料や皮膚保湿清浄クリームなども開発されています。

化粧品の選び方

1・目的に応じて、弱酸性のものを選ぶ。
健康なお肌の状態はph5.5~6.5の弱酸性です。弱酸性の状態を保ち、お肌の天然クリームといわれる皮脂膜(保湿、UVカット、抗菌)ができる環境を整えましょう。
2・旧表示指定成分のできるだけ少ないものを選ぶ。
旧表示指定成分とは、(香料、タール系色素、石油硫酸系界面活性剤など・・・約103種類)以前にアレルギーを起こしたことがある成分です。言い方を変えると前科者ですのでなるべく入ってないものを選びましょう。
※無添加とはこの旧表示指定成分が入っていないものですが、現在は使っていい成分が当時よりすごく増えているので、無添加=○というのは難しくなっています。
3・殺菌剤の入っているものはなるべく避ける。
殺菌剤は菌を殺すものです。菌はそう簡単に死ぬものではないので、とても作用が強く、お肌の細胞まで殺してしまうものがあります。
4・石油系界面活性剤の入っているものはなるべく避ける。
シャンプー・ボディーソープ、もっと言うと洗剤などの主要成分のひとつ。
タンパク質(髪の毛、肌、細胞)を壊してしまうので、避けた方がいいでしょう。
5・アルコールのできるだけ少ないものを選ぶ。
アルコールは、毛穴を引き締めたり、爽快感を持たせてくれる反面、漢字で書くと「溶剤」と書き、ものを溶かす剤です。タンパク質(髪の毛、肌、細胞)を溶かし、お肌にとってみずみずしくあるために必要な水分までも蒸発させてしまうものです。特に乾燥する方は避けなければいけません。
6・必要以上にオイル(油)をとらない方が良い。
オイルをとりすぎると、自分の脂がでなくなり乾燥し(自称乾燥肌)、天然クリームである皮脂膜も出なくなる。
また、オイル酸素とくっついて酸化すると、ニキビや吹き出物、クスミや化粧崩れの原因ともなる。そしてオイルが大量に乗っかったまま外に出ると、油やけにより、紫外線の影響をより多く受ける恐れもあります。

化粧をしだしてから乾燥しだした、化粧をする前は素顔でも外に出れていたのに化粧をしだしてからスッピン顔(顔の血色が悪い、全体が黒ずんでいる)など、外に少しでも出れなくなっている人は多いはず。
もっと言うと化粧をしだしてから素肌がボロボロになってしまっている方が多いのが化粧品。上記のことに注意を払うだけでも素肌美人に近づけます。

素肌美人を作るスキンケア方法

単純な事ですが
(1)洗顔(汚れや余分な皮脂をしっかり落とす)
(2)保湿(肌に必要な潤いを補う)
(3)紫外線対策(シミや老化の原因ともなる紫外線をしっかり防ぐ)
ことです。以上を正しい方法で、自分に合った化粧品を使ってしっかりスキンケアすることで素肌美人になれますよ。

[上手な洗顔のポイント]

(1)ぬるま湯でホコリなどの汚れを簡単に落とします。
(2)洗顔料をよく泡立てます。※泡立てネットなどを使うと簡単に泡立てられます。
(3)泡でやさしく洗います。ゴシゴシこすったりしないように!
(4)ぬるま湯でよく洗い流します。

[上手な保湿のポイント]

(1)化粧水を顔全体につけます。コットンは線維成分で角質層に細かい傷を付けるので、手の平で包み込むようにして浸透させます。
(2)乳液を乾燥が気になる部分にだけ伸ばします。
(3)クリームや美容液は目元や口元、シミの部分など、気になる部分にだけ伸ばします。

[UV化粧品選びのポイント]

日焼け止めなどのUV化粧品には、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤と言われる成分が使用されています。紫外線吸収剤は、肌表面で紫外線を吸収し、化学反応により熱に変えて放出することにより紫外線を防ぎます。紫外線散乱剤は、肌表面で紫外線を散乱させることで紫外線を防ぎます。紫外線吸収剤の方がSPF値は高く設定できますが、化学反応を利用している分、肌への負担も大きくなります。敏感肌の人や肌が弱っている時には荒れたり、トラブルの原因となるかも知れないので注意が必要です。


毎日使う化粧品だから肌にやさしい化粧品を使ってあげましょう。
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